広告をデザインするとか
環境をデザインするとか
人生をデザインするとか...
デザインって、
「大きなところ」から捉えていく必要がある。
だから
一見似たようなものに作り変えるとしても、
予想外の大工事があったりする。
見る人が見れば、
「これはなかなかの手間でしたね」
というのが、その人の余韻から
伝わってくる。
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そして「大きなところ」を捉えておくのは大事だけど、
どうしても「押さえておかないといけないところ」
というのがある。
これがなくては始まらない、というようなもの。
しかし、「大きなところ」つまり、コンセプト的なものとは
直接関係を持たないため、
後からこの大切さに気付かされることもある。
このパーツがないと
この美しい工芸品は機能しないが、
このパーツの役割が
直接この工芸品の見た目の美しさに作用するわけではない。
しかし、うまくいけば、
このパーツの形状すら、美しさの一部になっている。
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ポイント①
「大きなところ」を捉える時は、
「小さなところ」はあまり気にし過ぎないようにする。
ポイント②
「押さえておかないといけないところ」は、
最初は興味がないことだったり、
好きじゃないことだったりする。
ポイント③
「押さえておかないといけないところ」を
「小さいところ」と無意識に思っていないこと。
または「小さいところ」だと思ってたのに、
それが「押さえておかないといけないところ」だったりすることに注意すること。