先日合田ノブヨさんの展示に行ってきた。
二度も見に行ってしまった。
十数年前に吉本ばななさんの小説「体は全部知っている」の装幀で知って、
それ以来ずっと気になっていた方だ。
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私が本の装幀の仕事に興味があるのも、この方の影響が大きいと思う。
コラージュの作品で、彼女にしか作れない世界観。
本当に素敵だった。
好きなものは何年経っても忘れない。
ちなみにマッチ箱のオブジェの作品は、
マッチ売りの少女が、マッチに火をつけた時に見た夢がテーマになっているそう。
<展示を見た後に取ったメモ>
◎何をやってもいい、ここにこれを合わせても。好きなようにやっていい。自由。
◎「好き」という愛が伝わってくる。
すごく「好き」が伝わってくるのだけど、
それは自制の効いた「好き」で。
そこがまた私にとってツボだったのだと思う。