「願うこと」と「祈ること」はどう違うのか?
「願うこと」はちょっとエゴイスティックな感じ。
自分の願望を叶えたいと思うこと。
まだ手放していない感じがする。
「祈ること」は「ある」ことを感謝している感じ。
「ある」がイメージだったとしても
見えているものは「ある」ものだ。
あたりまえのこと、当然なこと。
手放している。
どちらがいいとかわるいとかではない。
*
友人と話したこと。
「自信があるんじゃなくて、不安がない。」
若い俳優さんや女優さんにそういう生命力が強いタイプの人が
増えてきた気がすると。
最近考えていた似たようなこと。
「信じているんじゃなくて、疑っていない。」
*
一生懸命やるより、
「全体になること」に意識を向ける。
見えてくるものがある。
それを知らないうちにやっていることが
一生懸命なのかもしれない。
*
強いと弱い。
なんだか強く見えていたものがあやしい。
強いと思っていた人が
まわりの人を無意識に弱者と見ているからくりを
一瞬見た気がしてハッとした。
これは巧妙だった。
と同時に、
一見弱々しく、自分を語る人の強さが気になり出した。
強いのか、弱いのか?
ぐるっとひっくり返って
本当のことを見ている場所に立っていたいと思った。
絵を描くことは死ぬことだなぁ、と思う。
自我の死。
そうすると蘇ってくる何かがある。
体の細胞が喜んでいるような。
*
絵を描いていたとき、
これは自分を愛する行為だと思った。
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